私の母(70代後半)が嚥下と咀嚼を困難に感じている問題で、
歯医者さんに紹介してもらった
県立病院の口腔外科へ2回目の受診に行ってきました。
口腔外科で
前回は初診だったので
かなり病院で時間を取られましたが
今回もそれなりに待ち時間があり
母はかなり疲れた様子。
ですが、診察のほうは看護師さんも先生も感じ良いし
順調でした。
嚥下は舌の力と関係があるとのことで
舌の力を測る機器で再度計測。
前回(一か月前)の数値が15だったのに対し
今回は20まで数値が上がった!
20~30で正常範囲というので
嚥下について数値的には問題なしとの先生の診断でした(^^)
前回指導してもらった「舌回し」のエクササイズを
毎日少しずつでも母は続けているので
(私も一緒にやるようにしてます。時々忘れちゃうけど)
「このエクササイズが効いたと思う、
こんなに早く効果が出るのは素晴らしい」
と先生。
舌回しは
「ほうれい線にきく」と言われている
あれです。
この舌回しを一日に20~30回やるのを指導されました。
(実際にはそんな回数はやってないと思う)
それから舌で頬っぺたを内側から押すエクササイズも。
嚥下には舌の力が関わっているので
舌を鍛えることが大切なのだそう。
きちんとやるとかなりキツイですが
今回の受診で「舌を鍛える」効果が出たのが
数値でもハッキリ出ました。
(私のほうれい線対策としては回数不足、まだまだ地道な努力が必要かも・・・)
もうひとつの判断基準は話し方。
先生によると嚥下に問題がある場合は
はっきりとした話し方ができないそうで
母の場合はその点も問題なしとのことでした。
私は元々、こちらの本を見て舌回しエクササイズをやったりしてました。
最後に
今回の受診では、
咀嚼を診る、という予定だったのですが
これだけ舌の数値が上がっているし
咀嚼の測定はしなくて良いでしょう、
との先生の判断になりました。
母はお寿司もまだ食べられるので
(本人としては嚥下や咀嚼がやりにくいと感じていても、「正常範囲内」ということで)
エクササイズを続けて
なんでも、噛めるものはしっかり噛んで食べ、
咀嚼と嚥下能力を落とさないようにしましょう、とのお話でした。
次回の受診は2か月後です。
とりあえず外出困難が続く母が無事に病院にも行けたし、
診察も順調でホッとしました。