私の母がメンタル不調、不眠が続き
去年の9月末から精神安定剤と睡眠薬を一種類づつ、飲み始めました。
元来、薬嫌いの母なので
こういった精神科の薬は特に飲みたくなかったため
現在はこれらの薬から離脱する方向で考えていますが
一度飲み始めた薬をやめるのはなかなか難しそうです。
不眠を解消したいが
もともとは不眠とは無縁だった母ですが
コロナ禍が続く中で不安感が増したことも原因なのか?
胃腸薬の副作用のひとつだったのか?
不眠の症状が出るようになってしまいました。
去年の10月から通い始めた心療内科(精神科の病院)では
主治医の先生から「薬とうまく付き合っていくのもアリですよ」というようなことを言われていたのですが
先週の受診では、母の回復傾向(昼間は精神安定剤を飲まずとも外出ができるようになった)を見たためか、
「精神科の薬は飲まないほうがいい」と何度も言われました。
ちなみに母が飲んでいるのは
デエビゴ(オレキシン受容体拮抗薬)と
エチゾラム(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)ですが
主治医にきいたところでは
どちらの薬が依存性が強いか?
は「どっちもどっち」だそうです。
ネットで調べると、デエビゴは依存性は低めと書いてはあるのですが。
前のブログにも書きましたが、
主治医からきいた話として
精神科の薬は飲み続けると体に良くないということで
こんな副作用があるそうです。
- 筋肉が弱くなってくる
- 呼吸を抑える働きがあるので、呼吸も弱くなる
- 眠剤を飲んで寝ると、寝返りの回数が減るため、母のような痩せ型高齢者は特に褥瘡(じょくそう)ができやすい
「なぜ眠れないんでしょうか?」と先生にたずねてもみましたが
はっきりした答えはないみたいで。
母の場合は脳のMRIも撮って異常はなかったし
結局は身体が過度の緊張状態にあって
(交感神経過多)
眠れない、という話なのかな、と思います。
眠るための精神科医のアドバイス
睡眠薬を飲まずに眠れるようになりたい!
と訴える母に対し、
「やめられた患者さんもいますよ」との話。
アドバイスとしては、ほんとに基本的なことなんですが
- 昼間、なるべく活動的にする、座りっぱなしなどはダメ。(母の場合、昼間に椅子に座ってウトウトしてしまうことも)
- 陽の光(特に朝日)を浴びる
- カフェインは控えめに(高カカオチョコも、カフェインに弱い人は要注意)
その他に母が気をつけているのは
スマホやPC、TVは早めに消す、照明も早めに暗くする、など。
考えてみれば2019年までの母は、
カーブスに行ったり他の習い事もしたり、
週に3回位は外に出て活動してたのに
まず圧迫骨折で動けなくなり、
コロナ禍で追い打ちをかけられ
活動量が激減してしまったのは事実。
これは不眠の原因として大きいと思います。
さらに、骨折後は入浴もシャワーのみになってしまい
浴槽に浸かってリラックスする時間もなくなりました。
先週の受診後、母は一度、薬を全く飲まずに寝てみたそうなんですが
やはり寝不足がひどくて翌日の体調がボロボロだったので
今は薬の量を半量にしたり
二種類飲むところを一種類にする日を作ったり、と
主治医に言われたように少しずつ断薬する方向でなんとか対処しています。
▼私自身は中途覚醒、睡眠不足に悩まされていましたが、最近ではすっかり解消しました。
最後に
睡眠薬とか精神安定剤とか、
実は精神科以外のクリニックでも多く処方されているというのを
こういう状況になって初めて知りました。
かかりつけの薬局できくと
高齢者でも内科や整形外科などで処方されて飲んでいる人がすごく多いのだそうです。
飲み始めるのは簡単だけど、やめたくてもいざやめるのは本当に大変になってくるのが
こういった類の薬のようです。
もちろん、病気の種類や症状によっては、飲んだ方がよい場合もあるでしょうから
一概には言えませんが、母の実例を見て
「なるべく飲まないほうがいい」と身に染みています。
しかも、眠剤を飲んだ場合は眠りも浅くなるのだそうです。
薬をやめる際、急にやめるとリバウンドの離脱症状が起こることもあり、
頭痛、めまい、不安感、憂うつな気分、動悸などがあり得るそうです。
母の場合は離脱症状なのか否か、判断できない症状も出ますが
どちらにせよ、薬なしで眠れる日が来るように
私も家族として最大限のサポートはこれからもしていくつもりです。
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