高齢の母(70代後半)の顔と頭皮に出現した皮膚炎。
悪化してしまったので
皮膚科を受診しよう、と母を促すこと数週間。
先週金曜日、ようやく母をクリニックに連れて行きました。
皮膚科受診
母の皮膚炎、乾癬かな、と素人判断で思ってたのですが
皮膚科で下った診断は、頭皮も顔も「脂漏性皮膚炎」でした。
マラセチアという皮膚の常在菌(カビ)が関係しているようで
元気な状態なら常在菌は悪さをしないのだけど
何らかの要因で免疫が下がったりすると
皮膚炎になるということらしい。
特徴としては、紅斑(赤い斑点)や皮膚の皮むけ、
やや黄色味を帯びた湿り気のある落屑(らくせつ=フケ)、
痒みは軽微。
母の場合は、コロナ禍の前から
頭皮に少し、この症状が出始めてました。
頭皮は数年かけて症状が進んだ感じ。
1~2か月程前から顔にも症状が出始めて
ここ数週間で急にひどくなり
同時に頭皮のほうも悪化してきてました。
出来れば自然療法で治したかったけれど
高齢で食が細くなり、食べられるものも(咀嚼や嚥下の問題で)限られてきている母に
食事療法を試すのはなかなか難しく・・・。
これは自然に治す段階を越えてるな、と思って皮膚科を受診したのですが
行ってよかったです。
母も、大好きな女性医師なので、会うことは嬉しかった様子。
脂漏性皮膚炎の原因と治療
今回の皮膚炎の原因として医師が指摘したのが
「栄養不足」、それで免疫が落ちたのでは、と。
とにかく食べる量が減ってしまって
体重もかなり落ちてるので。
納得です。
あとは、身体能力の低下、意欲の低下に伴い
シャワーを浴びる回数が減ってしまったことで
患部を清潔に保ちにくく、それが皮膚炎を悪化させたのでは、とのこと。
また不眠やストレスも相当関係していると私は思ってます。
治療薬としては、ステロイドは避けたかったのだけど
症状が悪化しているので
ステロイドを処方されました。
期間限定ってことで・・・。
それに、抗真菌薬を混ぜて頭皮と顔に塗ることになり
とりあえず2週間分いただいてきました。
後はビタミンB錠剤など。
それから、身体の乾燥にはワセリンを処方されました。
2週間後にまた診ていただく予定です。
前回ブログで書いた、乾癬の治癒の実例がたくさんあるケイシー療法の食事法は
できる範囲で続けてますが
ひまし油湿布は時間的に先週はムリで
まだやってません。
もう、最低限必要な家事や介助で精いっぱい・・・(>_<)
なんとか今週はできればと思ってますが・・・。
メディカルミディアム(MM)食も取り入れてます。
(前回ブログに書いた、MM的「皮膚症状に良い」食材も参考に)
まずは、皮膚科の治療薬でひどい症状をある程度落ち着かせないと、ですね。
エドガ-・ケイシ-の人生を変える健康法 新版/たま出版/福田高規
★ケイシー療法では、アップルブランデー吸入のコロナ対策も有効とのこと。
最後に
母は自分では塗り薬を塗ることが出来ないので
私が行ったときに頭と顔、全身に塗ってあげています。
これが結構時間がかかる。
母宅の家事に加え、更に薬を塗るという仕事が増えたため
かなり時間を取られるようになってしまいました。
自分で顔を洗うのもひと苦労の母なので
シャワーの介助はもっとたいへん・・・。
身体的にだけではなく、メンタルのほうでシャワーはハードルが高く
そこを超えるために母を励ますのも、今の私の役目です。