4月の初めから、中国・上海が新型コロナウイルス対策で
ロックダウンに入り、
未だ解除されていません。
家から出られない住民の皆さんが
食べる物が足りない、とSNS等で訴えたり、というニュースを見た方も多いと思います。
そんな上海に、家族が住む友人から聞いた話に考えさせられました。
ロックダウンが続く上海
私の友人Aさんには、上海に住んで十数年になるお姉さんがいます。
上海のロックダウンで食料が行き渡らなくなっているというニュースを聞いたときに
真っ先に思い浮かべたのが、このお姉さんのことでした。
Aさんと話す機会がずっとなくて
ようやく先週、久しぶりにオンラインで会って
お姉さんのことを聞いてみました。
以下、彼女から聞いた話です。
上海のロックダウンは4月初めから始まったと報道されているけれど
市内の地域によっては、それ以前から建物が封鎖されたり、
一定期間後に解除になったりする場所があった。
彼女の姉Kさんはマンションに住んでいて
3月にも外出制限があった模様。
当初、当局は感染者が出た建物をいきなり封鎖することが続いたため、
例えば友人宅に遊びに行っているときや職場で封鎖されて
家に帰れなくなった人もいて
旅行セットを持ち歩いて外出する人が増えた。
現在、Kさんが外出できるのは、PCR検査の時だけ。
Kさんは家族(夫、子供)と住んでいて
食品については行政からの配給があるが、非常に量が少なくて全然足りない。
それで、隣人と共同購入はできるのだけれど
ネットショップも常に在庫切れ、
在庫が入ると即オーダーを入れるという競争になっている。
そして、うまく食品が届いても
食品の内容については選べず、
(何種類かの食品が、ドサっとまとめて各戸分が届くとのこと)
食べたくないものが入ってもいるけれど
食品が家にないので、ないよりましということで受け入れるしかない状態。
また、配達の業者もロックダウンで圧倒的に足りず、
ほんの1キロ先まで物資が来ているのに、
その先、家まで運んでくれる人がいない、という事態も起きている。
小学生の子供に優先的に食事を与えており
「これを食べてしまったら、もう食べるものがない」
というギリギリの状態になったりしている。
1か月半で体重が数キロ減ってしまった。
そして、Kさんが感じていることは
「食料が本当に手に入らず、配給で暮らすなど、
戦時下・戦後の食糧難の時代を生きているよう」
食糧難の時代の苦労を、身に染みて実感している、ということでした。
食べ物が手に入らない多くの人たちのことを思うと
胸が痛みます。
備蓄の大切さ
友人からお姉さんのことを聞いて
備蓄の大切さをあらためて思いました。
それにしても、上海の皆さん、
食料備蓄している方は少なかったのでしょうか。
2020年から中国では都市によりロックダウンを経験していたのに
備蓄をしていなかったらしいのは
やはり「なんでもすぐに買える、配達してくれる」
便利な都会生活に慣れきってしまっていたということでしょうかね・・・。
とにかく、一刻も早く中国が政策を変更して
厳しいロックダウンを解除することを願うしかできません。
私の友人も、お姉さんに何か日本から送ってあげたくても送れないし、
育ち盛りのお子さんもいるので
ほんとにジレンマだと思います。
日本では中国のようにロックダウンはないにしても
やはり何が起きるか分からない時代。
食料や最低限の日用品の備蓄は必須ですね。
(報道によると、上海市は今日16日から、厳格な防疫対策を取ることを条件に、商業施設や飲食店の営業再開を進める方針を示したということです。これで少しでも食料供給が改善されると良いのですが。)
最後に
夕べで終わった楽天のお買い物マラソン。
また、足りなかった食料をいくつか注文しました。
乾燥豆や味噌、アップルサイダービネガー、カツオ生節その他。
有機いりごまも注文しました。1キロも入ってこのお値段。ゴマもこれから値上がりするのでは・・・。
食用油が全世界的に不足してきています。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると
菜種油、大豆油、パーム油の価格は過去最高を記録し、
ひまわり油の代替えとは言い難いオリーブオイルの価格も、昨年から15%上昇しているとのこと。
なので、オリーブオイルを多用する我が家では
こちらも追加オーダーしました。
昨日、食品注文の段ボールが3箱も届いたので
開けて整理、収納がたいへんなことになってます💦
が、この夏以降は更なるインフレ、食品不足が待っているはずなので
出来る範囲で備蓄を頑張ることにします!
シンプル・ミニマルライフの美容と健康
総合ダイエット
筋力トレーニング
▼ミニマルライフ・断捨離の参考に♪▼
ミニマリストになりたい
断捨離シンプル&ミニマムな暮らし
整理整頓・お片づけ♪
断捨離でゆとり生活
ナチュラル家事(お掃除・お料理・お片付け)
お読みいただき、ありがとうございました!