一昨日、母の心療内科(精神科)の定期診療がありました。
12月以来、2か月半ぶりの受診となりました。
断薬は成功。
私の母(70代後半)は
以前、胃腸内科で処方された向精神薬のひどい副作用が出てしまい
その後、心療内科に通うようになってから
少しずつ向精神薬を断薬してきました。
抗不安薬として処方されているエチゾラム(デパス)という薬については
ベンゾジアゼピン系(ベンゾ系)の抗不安薬で
効き目が特に良く、長く飲み続けている方も多い一般的な薬ですが
精神科医の先生から
「中毒性が高い」
「認知症のリスクもある」
「精神科の薬はどれも飲まないほうがよい」
と散々言われ、元々薬嫌いの母は去年2月、断薬に挑戦し
以来、飲んでません。
デパス断薬後も、
比較的弱いという睡眠薬デエビゴ(オレキシン受容体拮抗薬)のみ処方していただいてましたが
このデエビゴについても
12月からずっと飲んでいません。
「3か月飲んでません」と母が言ったら
「すごいじゃないですか!」と精神科の担当の先生。
ベテランの医師ですが
「向精神薬(抗うつ剤、睡眠薬など)をやめられる(断薬)患者さんは1割位しかいない。」
のだそうで、こういった薬は一度飲み始めるとほんとにやめるのは難しいようです。
また先生によると
精神科の薬を飲んでいる高齢の患者さんの「事故」が冬は増える傾向がある。
どういったことが起きるのかきいてみると
誤嚥で救急車で運ばれたりするのだそうです。
ふらついて転倒することもあるし
(これが母にとっても非常に怖い。実際、睡眠薬を飲んで寝ると、夜中などトイレにおきたときに足元がふらつくそうなので、ほんとに危険です)
とにかく飲まないほうがいいですよ、とまたしても言われました。
断薬には成功している母ですが
まだ苦しさ、不安感などの症状は続いており
パニックみたいになることもある。
睡眠も思ったようにいかない。
母は、先生に何とか解決策を示して欲しかったようですが
精神科で解決策と言ったら
「薬を出すこと」になるわけなので・・・。
先生から見て、母の症状は「性格の範囲内」だそうで
今のまま薬を飲まずに行きましょう、という結論。
私もそれは納得してますが、
母はまだ納得しきれないようです。
それでもなんとか踏ん張って毎日を過ごしていますが。
先生に言われて印象深かったことのもうひとつが
「自己肯定感をもっと持ってください」
母は朝と夕方、ウォーキングに行ったり
短いながらも文章を書いたり、
家事もひとりでできることがほとんどだし
(料理は最近は私が手伝って作ってますが)
出来ていることがたくさんあるのに
それを前向きに捉えられていないのですよね。
高齢になり「前のようには出来なくなった」ということにばかりフォーカスしている。
ネガティブになるところから抜け出し
前に進まないとなりません。
最後に
母は今、回復途上にあると私は思ってます。
不安障害やパニック障害も、脳にたまった有害金属等が原因のひとつになると
メディカルミディアム(MM)が強調しているので
(そして実際にMM食によって、たくさんの方たちが治癒している)
重金属デトックススムージーなども母に作って飲ませたりしてます。
これはおいしいと喜んで飲んでます(^^)
とにかく辛抱強く、できることを続けていくしかない。
更に、外に出て人と交流できるようになることが
これからの目標ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。