正しい姿勢をとりたいと思って意識してみても、果たして自分がちゃんと正しい姿勢ができているのか?なかなか分かりにくいですよね。
私も姿勢については、整体やカイロプラクティックの先生方から色々と指導を受けてきましたが、最近知った「姿勢チェックテスト」がほんとうに簡単で、一発で分かるのでご紹介しますね。
簡単な「姿勢テスト」
私の好きなラジオ番組「ジェーン・スー 生活は踊る」に6月9日に出演なさっていた、姿勢治療家の仲野孝明先生が、番組内で紹介なさっていた方法です。
自分が正しい姿勢をしているかチェックできます。
(会員登録すればTBSラジオクラウドで視聴できます→こちら)
とても素晴らしい解説だったので、即、彼の本を買いましたよ!
仲野先生いわく、
- 日常生活の体の使い方をちょっと見直すだけで、確実に体は変わってくる
- 一度、クセがついていても、簡単に姿勢は正しく戻せる
- 38歳が体の曲がり角(だけど、それより上の年齢でも姿勢は正しく治せる)
姿勢チェックテストのやり方
- 壁に背をつけて、あごをひいた状態で立ちます。
- このとき、頭、肩、おしり、ふくらはぎ、かかと が壁につけばあなたの姿勢はOKです。
- どこか一か所でもつきにくい場合は、日ごろから立ち方が悪く、体のゆがみがあります。(=姿勢が悪い)
どうですか、簡単にチェックできますよね。
ちなみに私は、全部壁に着きました!(でも姿勢に自信はありません・・・。)
うちの旦那は、ふくらはぎだけつかなかったのですが、この後紹介する「正しい姿勢を作る背伸びのやり方」を数回やっただけで、ふくらはぎが壁につくようになりました!
正しい姿勢を作る「背伸び」のやり方
- 足先を並行にして立ちます。
- かかと、親指の下、小指の下の3点が床についているかチェックします。
- 腕を伸ばして、手を目の高さで組み、手の甲を見たまま腕を上にグーッと上げていき、背伸びをします。(腕を伸ばしたままです。顔は上を向いています)
- このとき、お腹がちょっと細くなるので、そのまま顔を正面に戻して手を降ろします。=正しい姿勢になっています。
この背伸び、気持ちいいんですよね。
仲野先生によると、一日に何回でもやるといい、一時間に一回はやるのがおすすめということ。
おみ足が悪い方は、座ったままでやっても大丈夫だそうです。
私はスタンディングデスクで作業しているので、時々思いだすとこの背伸びをやるようになりました。
ぽっこりお腹の解消法
太ってきたわけではないのに、お腹がぽっこり出てくるのは、やはり姿勢が原因だそうです。
その原理は
(椅子などに)ラクに座っている状態 → お腹のチカラが抜けてしまう → 背中が丸まり猫背になる → 骨盤が傾く → ぽっこりお腹になる
ということ。
椅子でもソファでも、浅く腰かけて背もたれにもたれる座り方をしていると、骨盤が傾き、ぽっこりお腹を悪化させてしまうし腰痛になりやすくなります。
その点、「着物を着て帯を締め正座」の昔の日本人の座り方は、骨盤がまっすぐに起きて背筋も伸びるのでよかったのだそう。
それから仲野先生によると「立った状態が人間にとってのデフォルト」(!)ということなので、特にPC作業など座っている時間が長い方は、注意が必要ですね。
(やっぱりスタンディングデスクにしてよかったです)
お腹をキュッと引き締める意識を持って、正しい姿勢を保つようにすると、実際にお腹をへこませる効果があるそうです。
私もこれ意識してみます。頑張りましょう~!
最後に
悪い姿勢は、頭痛や肩こり、腰痛を引き起こし、疲れやすくなります。
また骨や関節だけでなく、消化機能や免疫力の低下など内臓を含めた全身の不調につながるというので、やはり気づいたときから姿勢を正しくするように心がけるのは大切ですね。
それに何と言っても、姿勢がよい人は若々しい。
正しい姿勢で疲れにくい体を手に入れましょう!
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