高齢母(70代後半)が、自宅での家事や動作など
できないことが増えてきて
去年から私が手伝う機会が徐々に増えてたのだけど
最近になって、私がやっている「手伝い」って
「介護」と呼ぶべきものなんだな、と気づかされました。
自宅での介護でやっていること
そのことに気付いたのは
前にもブログで書いた工藤広伸さん(介護作家でブロガー)の
Voicy(音声配信)でした。
過去の配信で「在宅介護でやっていること10」みたいなテーマの回があり
介護者へのアンケート内容を話してました。
介護って、排泄、風呂の介助のようなことを思い浮かべるし
実際、そういった介助ももちろんあるのだけど
「在宅介護者がやっていること10」は
被介護者の代わりに買い物に行く、とか掃除、洗濯とか
意外にもいわゆる「介護・介助」以外の雑用的な仕事が多いというお話で
「あぁ、つまり私が今、母のためにやっていることって介護なのね」と。
母はこの夏からひとりでシャワーを浴びることが出来なくなってしまって
(シャワーヘッドを持ち続けるのがしんどい、というのが理由のひとつらしい)
シャワーにも私の介助が必要だし
食事も自分で作れなくなって私がすべて作っているし。
介護認定は受けてないものの
(たぶん、要支援1のレベル?)
介護が必要な状態に、いつの間にかなっていた母なのでした。
母の介助、介護そのものは、時間を取られるだけで別にさほど苦でもないのだけど
ストレスになるのが母のネガティブな言動と思考。
こればっかりはどうしようもなく。
身体能力が落ちてしまったことを嘆いたり
不穏が起きること(向精神薬は断薬して何か月も経つ)が耐え難い、
といった内容。
その度に励ましてはいますが。
何を言われてもスルーできればいいんですけどね。
身内だとなかなかそうはいきません。
最後に
前述の工藤さんは東京から岩手在住の認知症のお母様の
遠距離介護をずっと続けられている方。
Voicyでの発信は、頑張り過ぎない介護を明るく語られていて
私もとても励みになっています。
我が家の場合は私の両親も義両親も4人健在なので
これからのために、工藤さんの最新刊を買って勉強してます(^^)
今後、起こるかもしれない見守り、介護に関して
役に立つ情報が満載で、色々と参考になる本です。
事前に情報を得ておけば、いざという時に慌てずにすむと思います。