毎日食べる野菜や米等の農産物、
できることならすべて無農薬が理想ですが
金銭的にも難しいし、
安全な農産物そのものがなかなか手に入りにくい状況です。
米については、沖縄に引っ越してからは
ふつうにスーパーで買うことがほとんどでしたが
我が家で時々買っていた特別栽培米（減農薬）でも、
危険なネオニコチノイド系農薬が使われていると知り
できる限り無農薬米を食べたいと思うようになりました。
特別栽培米にも使われているネオニコチノイド系農薬
ネオニコチノイド系農薬については
ミツバチに異変が起き、
毒性が強いと問題視されていることは知っていました。
「ネオニコチノイド系農薬」とは、通常の農薬より少量で大きな殺虫効果が得られるもので、地球温暖化による害虫の増加で、近年主力の農薬として使用されています。しかし、その強毒性は以前から指摘されていました。
ネオニコチノイド系農薬は、脳に作用してヒトを凶暴にしたり、発達障害児を増加させたり、 免疫力を低下させて病気に罹りやすくしたり、生殖機能を低下させて少子化にすると、大きな社会問題にかかわっています。
世界的に問題になっているのはミツバチを激減させたこと。根から吸収されて植物全体に移行し、花の蜜を吸ったミツバチが死んだり、神経が錯乱して巣に戻れなくなるのです。
上記「食と暮らしの安全」HPによると
ネオニコチノイド系農薬は少量の摂取でも
胎児や小さな子供に深刻な影響を与えることが最近の研究で明らかになってきたとのこと。
世界的に見ると、オーガニック、無農薬が大きなトレンドとなっているのですが
残念ながら日本は例外。
有機農産物の、一人当たりの年間消費額は
アメリカ、ドイツ、フランスの10分の１以下ということです。
日本でオーガニックが海外のように普及しない理由として
上記のHPでは「ネオニコ系などの農薬の使用実態と本当の恐ろしさを
消費者がほとんど知らされていないから」としています。
まあTVではこういった問題についてはほとんど報じられることはないし
自分から知ろうと調べない限り、なかなか情報が手に入りにくい状況ですよね。
自然栽培、農薬・肥料不使用のお米
以前にも何度かお取り寄せした九州の「きくち村」の通販のお米。
農薬不使用、肥料不使用、自然栽培の貴重なお米です。
今月、久しぶりに注文してみました！
玄米5㎏を３袋と（食べる前に自宅で精米します）
7分づき5㎏。こちらはすぐに食べる用。
もちろん、スーパーで売っている慣行栽培のお米よりも
お値段は高くなるのは当然ですが
これだけの良いお米が、このお値段で手に入るのは
きくち村が自信を持ってお勧めする「未検査米」ということも関係しているそうです。
今回はお米の他に、自然栽培のニンジンを少しお試しで
それから、乾燥ごぼうとキクイモをオーダーしました！
環境のためにも、自然栽培を選択して頑張ってくれている農家さんたちや
きくち村のような良心的な業者さんを応援したいと思います。
最後に
食べるお米をすべて自然栽培や有機のものにできるか？
と言えば、なかなか難しいかもしれませんが
お米の消費量は我が家ではそんなに多くないし
できる範囲で安全な良いものを食べるようにしたいです。
（農薬不使用でないお米の場合、米ぬかにより多く残留農薬がたまるそうなので
そういう場合はぬかを残した分搗き米よりも白米のほうが安心そうですね）
とは言っても、どうしても汚染物質は体内に入ってしまうので
デトックス（解毒）も大切ですね！
ひまし油温湿布も解毒の効果が高いそうです。
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