ミニマリスト沼畑直樹さんの著書「ミニマルごはん 食材も作り方も器もすべて最小限のシンプルキッチンライフ」、図書館で見つけたので読んでみました。
ミニマルな食卓を実現するための「ヒント」やレシピが書かれた本ですが、取り入れられるポイントと、そうでないポイントがありました。
ミニマルごはん
キッチンや食卓をミニマルにするために、例えば次のものをミニマルにする、ということを提案しています。
- 食材
- 調理法
- 皿
など。
他の項目もありますが、全部書くのは差しさわりがあるので・・・。
食材のミニマル化
私の場合、野菜などの食材は結構ミニマルにしていると思います。
というのが、沖縄に住んでいるのでなるべく県産の野菜を食べたいと思っていて、そうすると手に入る野菜が限られてしまうからです。
もちろん県外の野菜も使いますが、季節ごとにだいたいいつも同じような野菜(食材)になってしまうし、肉や魚も数種類の決まったものしか買いません。
(なるべく安全なものを選んでいるため)
ただし、調味料については、我が家はそれほどミニマルでもないです。
塩、しょうゆ、味噌、みりん、酢、オリーブオイルが我が家の基本で、ソース類とかケチャップとかはないんですが、ハーブとかスパイスとかはそれなりに持っています。
これは、料理を作る楽しみに必要な程度なので、私としてはOKかなと思ってますが、この本の提案のように、調味料類ももっとミニマルにできれば管理はラクですね。
調理法のミニマル化
この本は調理法もミニマルにしていて、基本は
- だしをとる
- だしで食材を煮る
- 油で炒める
- 魚を焼くこともある
という程度です。
これは私の調理法に近いかなという感じ。
私の場合はウォーターソテーが基本で、スープ作ったりですが。
▼ウォーターソテーについてはこちら。
【ラク家事】後片付けがラクになる&アンチエイジングな調理法をご紹介
あと、最近コンベクションオーブンを買ったので、簡単に作れるオーブン料理のレパートリーは増えています。
オーブンで作った「揚げない唐揚げ」、揚げてないのに「唐揚げそのもの」でビックリでした!
皿のミニマル化
「ミニマルを突き詰めると、お皿はひとつですませたい」という著者の主張には共感します。
が、その「ひとつのお皿」というのが「コップ皿」というのがちょっと私には無理だな、と思ったポイント。
コップ皿というのは、手のひらに収まるくらいの大きさのコップをひとつ食卓にのせ、入るだけおかずを入れておかわりをする、というやり方だそうです。
最後にみそ汁を入れてもいい、っていうのはいいんだけど、何しろそのコップ皿が小さすぎて、いちいちおかわりするのが逆にめんどくさい。
「コップ皿+コップ平皿」というのも提案してますが、ひとつだけ選ぶなら「少し大きめのコップ平皿」のほうが使いやすいと思いました。
ちなみに我が家でも、一枚の皿に最初はサラダを盛り付け、その後加熱のおかずを盛り付けるという方法はとっています。
食器洗いを効率よくカンタンに。食器を減らすこんな工夫をしています。
取り入れたいポイント
この本で提案されていることでこれから取り入れたいポイントは、ひとつの食材(野菜など)を使って、いくつかのごく簡単なレシピのバリエーションを持っておくことですね。
あと、なるべく調味料類を少なくする。
ただ、提案されている献立の中には「食材がミニマルすぎて、栄養が足りないのでは」と思うものもありました。
それから、「コップ皿」は共感できませんでしたが、我が家の食器類も(かなり少なめだとは思うけど)まだもう少し減らせそうです。
最後に
この本を読んで、キッチンのミニマル化について、あらためて考えなおしてみました。
色々な料理を毎日作らなきゃ・・・という義務感はすでに私にはありませんが、栄養だけは十分摂らないとですね。
その点は気を付けてます。
いくつか試してみたいレシピもあったので、読んで参考になりました。
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お読みいただき、ありがとうございました!