ブドウのおいしい季節ですね。
ブドウを食べるときって、皮ごと食べる人は日本ではあまりいないようですが、皆さまはいかがでしょうか。
私は、いつも皮ごと食べるようにしていますよ～。
というのも、皮に栄養がたっぷりあるからなのです。
ブドウは皮ごと食べる
品種によっては、皮が柔らかくて皮ごと食べやすいブドウもありますが、やはり日本では「皮は食べない」という方が圧倒的に多い気がします。
私は20代の前半にヨーロッパ（ドイツとイギリス）に留学していたのですが、そこで欧米から来た留学生たちとたくさん出会いました。
彼らはいつもブドウを皮ごと食べていたので（ちなみにブドウだけでなく、彼らはリンゴなども皮ごと食べますね）、それを見た私は、
「ふーん、ブドウを皮ごと食べる習慣なんだ。なんかちょっと渋いし食べにくそうだな」
と思ったものでした。
それから20数年。
今は私自身もブドウは皮ごと食べるようになりました。
ブドウの皮を捨てるのはもったいない！
ブドウに含まれるファイトケミカルは下記のようなものがあります。
- レスベラトロール
- ケルセチン
- アントシアニン
- カテキン
この中でレスベラトロールは主にブドウの皮や種に含まれ
- 乳ガン、肝臓ガン、大腸ガンなどを予防
- 心臓病を予防
- 炎症を抑える
などの効果があると言われています。
ブドウの種や皮には非常にたくさんのファイトケミカル・大切な栄養が最も含まれている部分なので、食べずに捨ててしまうのは本当にもったいない話なのです。
ということで、我が家ではブドウを買うときはなるべく種ありブドウを買い、皮ごと食べて栄養を丸々いただくようにしています。
豆乳ヨーグルトに入れるときは、半分に切って種を取って食べています。
食べ慣れると、皮なしだとかえってちょっと物足りないような感じになりました。
ただし、体質によっては皮を食べすぎるとお腹がゆるくなることもあるそうなので、お腹が弱い方はご注意くださいね。
スムージーなら、皮も種も一緒に食べる
そのままのブドウを皮ごと食べるのは抵抗がある、という方の場合は、スムージーにするのもおすすめです。
私もブドウのスムージーをたまに作りますが、その場合は皮だけでなく種も一緒にミキサーで粉砕してしまいます。
例えば先日買った巨峰（種あり）
この写真（１パック）の巨峰の半分くらいの量で、ちょうど二人分の豆乳ヨーグルト・ブドウ・グリーンスムージーができます。
ブドウは房からはずして洗ったら、種と皮が付いたまま、ミキサー（バイタミックス）に入れます。
ご参考までに、レシピは（二人分）
- ブドウ 1/2パック
- 豆乳ヨーグルト 200g
- 青菜やゴーヤー 適量（青菜ならスーパーで売っている一把の1/4~1/2くらい）
出来上がりのスムージー。（下のほうにオートミールが入っています→参考記事）
巨峰の皮が入ってますが、青菜の色が出て緑色ですね。
種はパーフェクトに粉砕はできなくて、少しザラザラが残りますが私はあまり気になりません。
バイタミックスのような強力なブレンダーでも種のざらつきは少し残るので、普通のミキサーで作る場合は種を取って作るのがよいと思います。
ブドウの種類と量によっては、紫色のキレイなスムージーになります。
最後に
せっかく栄養のある部分なので、ブドウは皮ごと食べるのがいいなと思います。
オーストラリアやニュージーランドではキウイフルーツも皮ごと食べるのが普通だそうですね。
皮ごと食べたほうが絶対栄養価は高いと分かっているのですが、キウイの皮は口に入れたらチクチクしそうだし、今のところ私は皮をむいて食べてます。
皮ごとキウイ、スムージーならいいかもですね・・・。
▼ブドウの栄養素などについて参考にしたのは、以前に実践していたナチュラルハイジーンの本です。
▼関連記事です。果物は健康にとってメリットが大きいので積極的に食べてます。
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