先週、NHK特集で放送されて大きな話題になった「体感 首都直下地震」ドラマ「パラレル東京」シリーズ、ご覧になりましたか?
私はあまりテレビを見ないので、後から母に番組のことを聞き、先週の木曜日と、土日の放送のみ見ました。
が今日、同番組が現在NHKオンデマンドで無料放送中と知り、Day 1を見たところです・・・あまりの衝撃映像に、自分の今までの認識が甘かったことを痛感しました。
こうなった日のことを、本気で考えていなかった
ドラマ「パラレル東京」では、架空の東京で最大震度7の首都直下地震が起きたと想定し、内閣府が発表している被害想定に基づいて製作されたとのこと。
リアルで衝撃的な映像(ドラマの中で)をあえて流したといいます。
それは、実際に自分の身に起きることとして視聴者に実感してもらうため、「ショッキングな映像でないと伝わらない」と考えたという意図があったようです。
ドラマの Day1(地震発生当日) で描かれるのは、
- ビルや建物などの倒壊が多数
- 都内で土砂崩れ
- 各地で大規模な火災発生(被害想定を見ると、都心を除いてそれこそ「火の海」)
- 群衆雪崩(人々がドミノ倒しに)
- 帰宅困難者800万人
など。
ツイッターでは
「生き残れる気がしない」とか
「地獄絵」
というようなツイートがありましたが、番組を見るとほんとにその通り・・・。
絶望的な気持ちにもなってしまう。
「現実に起こることとは思えない、思いたくない」と思考にバイヤスをかけ、現実を直視したくない自分にも気づきました。
高橋克典さん演じる、ドラマの登場人物が
「結局俺たちは誰も、本気でこうなった日のことを考えてなかったってことだ・・・」
とつぶやくのだけど、これは地震・防災の専門家以外の誰にもあてはまることじゃないでしょうか。
30年の間に70%の確率で起こると言われている首都直下地震、明日かもしれないし30年後かもしれない。
そのことをもう一度、考えなおしました。
すぐに帰宅しない!
番組後半では、専門家も交えながらスタジオでゲストとともに解説や対策などについて話し合う。
Day1の放送で特に「みんな覚えておかないと!」と思ったことは、
首都直下地震が起きたら、すぐに帰宅しない
という点。
東日本大震災のときは、私も関東(埼玉県)在住で、両親は東京都在住。
外出中だった私の母が、まさに都内で「帰宅困難者」になりました。
あのときは、電車などが止まったため、歩いて帰宅した人たちが大勢いましたよね。
でも、東日本大震災と首都直下地震では状況が全く違う!ということをアタマに叩き込んでおいたほうが良さそう。
というのは、東日本大震災では電車は止まったけど、火災やビル倒壊などがなかった。
(なので首都圏では歩いて帰宅できた)
一方、首都直下地震がひとたび起きると
大規模な火災が同時多発し、ビルも倒壊。
街が危険な状態になります。
そのため、すぐに帰宅せず、職場や学校など安全が確保された場所にとどまり、災害状況などの情報収集を第一におこなってから移動なりをすべき、との専門家の助言がありました。
が、もしも自分が外出中で、家に子供や高齢者などが待っている場合は「まっさきに帰宅したい」のが人情。
そんな時も「家の中の安全」を保てるように、普段から家具を固定するなどして、(例えば子供や高齢者などが)ひとりでいても絶対に怪我をしないようにする。
このように、自宅内の地震への安全対策(防災)を徹底することが、やはり基本的なことですが重要というお話でした。
最後に
私は現在、沖縄在住で首都圏に戻る予定はありませんが、日本に住んでいる限り首都直下地震は全く人ごとではありません。
どこにお住まいの方でも、この番組、ぜひぜひ見ることを強力におすすめします。
首都直下地震から身を守るだけでなく、地震の後、1年後、10年後に日本でどんなことが起き得るか、という話もされていたので(週の後半の番組内で。東京への一極集中から、経済へも大ダメージがあるとか・・・)、知っておくべきと思いました。
ほんとに想像すると怖いです。
経済活動とか、そういう大きな話はやはり政府主導で対策してもらわないと、どうしようもないんじゃないでしょうか。
私は時間がなくて、まだ見逃した番組(Day2~3)は未見ですが、12月17日までNHKオンデマンドで会員登録すれば無料で見られるので、ご覧になってない方はぜひ!
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