少し前にブログに書いた「乳がんと牛乳」という本、
乳がん再発を繰り返す著者・プラント教授が
乳製品を一切やめたら6週間でガンが消えたという話は
衝撃的でした。
この本には、ガンにならないためのライフスタイルのヒントがちりばめられていますが
乳製品をやめた場合、カルシウムはどうやって摂ったらよいの?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
乳製品を多く摂る国ほど、骨粗しょう症が多いという事実
乳製品は乳がんや前立腺ガンの原因になる、
とこれほどハッキリ示されれば、
それまでにも増して「乳製品は控えよう」と思ったのは当然のことなのですが、
それにしても、乳製品といえば
「カルシウムを摂るために乳製品を食べましょう」
といわれますよね。
が、実際には乳製品を多く摂る国ほど、骨粗しょう症が多いという事実があります。
これは私は10年以上前に実践していたナチュラルハイジーンの本で知っていたのですが
「乳がんと牛乳」にももちろんこのことは書かれていました。
実は、動物性たんぱく質(肉、乳製品、魚、卵など)が多い食事では
体内が酸性に傾き、この酸を中和するために骨のカルシウムがアルカリとして動員され
骨のカルシウムが尿中に排出されてしまうのだそうです。
カルシウムの摂取が多くても、骨量が保たれるわけではなく
カルシウム摂取量が少ない国でも骨粗しょう症が少ない国もあるとのこと。
カルシウムは多く摂れば安心、というものではないのですね。
(特にカルシウムサプリ等で摂りすぎると、動脈硬化の原因になったり、恐ろしい弊害もあるので要注意!)
ということですが、それでもある程度のカルシウムは食品から摂らないとならない。
では他に何から摂るか?と言ったら、プラント教授も記していますが
例えば
濃い緑の葉野菜には豊富なカルシウムが含まれています。
また、キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、ほうれん草等の野菜、
豆腐、ゴマ、イチジク、海藻なども挙げられています。
濃い緑の葉野菜や豆腐・牛乳のカルシウム(100g中)と、吸収率を松田先生の本から引用すると
- 大根の葉(ゆで) 220㎎ 吸収率56%
- 小松菜(ゆで) 150㎎ 吸収率56%
- チンゲン菜(ゆで)120㎎ 吸収率54%
- 豆腐 120㎎ 吸収率31%
- ゴマ 1200㎎
- 牛乳(1/2カップ) 110㎎ 吸収率32%
葉物のカルシウムは多くて、しかも吸収率も牛乳よりも高い!
なので、私は積極的に葉物野菜は食べるようにしているし
その他にはカルシウム豊富なゴマ(オーガニックのタヒニ)を毎日スプーン1杯食べてます。
▼タヒニ(練りごま)はアイハーブで。
Kevala, オーガニックゴマタヒニ 16 oz (454 g)
後は、動物性ですがジャコや桜エビを少量、と言ったところです。
大根葉は乾燥のものもストックしてます。
切り干し大根もカルシウム豊富なので、ストックしてます。
(100g中、540㎎)
プラント教授は
「骨粗しょう症の予防に重要なのは、カルシウムを摂ることよりも骨からカルシウムが失われるのを防ぐこと」
と結論付けています。
最後に
母が骨粗しょう症で圧迫骨折をして苦しみ、
骨粗しょう症は軽く見てはいけない!
まさに命にかかわる重篤な病気である、
と身に染みて感じたため
骨を弱らせないための対策は真剣に考えるようになりました。
適度に骨に負荷がかかる運動(ウォーキング)や
ある程度、太陽にあたるのも大切ですね。
それからカフェインも要注意。
これについてはまたの機会に書こうと思います。
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