毎日やらざるを得ない家事、できれば時短・ラクにやりたいと思うもの。
ですが、効率的で何も考えずにできてしまうような「ラク家事」は、40代後半以降では「脳の成長をストップさせてボケさせてしまう」可能性が高くなるそうなのです。
「顔は思い浮かぶのに、人の名前が出てこない」「3歩あるいたら、何をしようとしていたのか忘れた」とか・・・ありませんか?
私も以前に比べて明らかに記憶力が落ちているので、脳をイキイキさせる方法、とても興味を持っています。
ラク家事ばかりやっていると
脳の老化というのは、40代後半から強まってくるそうなのです。
まさに私は要注意世代に突入・・・。
「脳トレ」ってよく言われますが、何も特別なことをしなくても、毎日の家事のやり方をちょっと工夫するだけで「脳を刺激して成長させる」ことができるということ。
最近、脳科学の専門家である医師、加藤俊徳先生の著書「家事で脳トレ65」で読みました。
脳というのは、使い方次第では90代になっても成長するそうなのですが、その「使い方」にコツがあるようです。
脳の機能を8つに分ける
脳には1000億を超える神経細胞があり、同じような働きをする細胞たちが集団となって同じ場所に位置しています。
加藤先生は、この「脳の働き=機能」を大きく8つに分けて説明しています。
それが下記の8つ。
- 記憶系
- 視覚系
- 感情系
- 思考系
- 理解系
- 聴覚系
- 伝達系
- 運動系
得意なことばかりしていたり、仕事で同じことだけしていると、その作業をするための特定の脳の機能のみを刺激をすることになります。
あまり使わない機能は衰えていってしまうため、できるだけまんべんなく脳のそれぞれの機能をつかさどる場所を使うのが、脳をボケさせないために必要です。
家事については、ベテラン主婦ほど「慣れて、考えることもなく手が動く」状態になるかもしれませんが、このような家事のやり方は「いつも脳の同じところばかり使う」ので、脳にとっては危ないのだそうです。
料理などの、手先を使う作業は脳に良いとは言いますが、慣れすぎてしまうと脳の刺激にならないと。
つまり、家事のやり方として危険なのは
- 時短
- 効率化
で、脳が慣れすぎてボケてしまいます。
脳をイキイキさせる家事
脳が慣れすぎて、考えることもなく自動的に家事をやってばかりいるのが、脳にとっては危険ということなので、脳を活性化させるためには、その逆をやればよいということになりますよね。
そのためのポイントいくつかあり、加藤先生の著書に詳しく書いてありますが、ひとつあげるとすると
「家事のやり方を変えること」
いつも同じやり方だとラクですが、それでは脳が衰えるばかり。
昨日とは違う家事のやり方をして、脳の使い方に偏りをなくすのがポイントです。
例えば料理で言えば、
- 作ったことのないメニューに挑戦する
- 残り物(作り置き)は翌日にはそのまま出さずに別の料理に作りかえる
など。
ひと手間や工夫することが良いみたいです。
記憶系を強化したい
私自身、英語を教える仕事をしているので、記憶力が勝負になるところです。
家事のやり方(あるいは日常生活の過ごし方)次第で記憶力が強化できると知り、本の中からトライしてみたいと思う方法がいくつかありました。
なかでもすぐに実践しようと思ったのは
- 片付けや掃除はタイマーをセットしてやる
です。
例えば「今日は15分でタンスの引き出しをひとつ整理する」などのように決めてタイマーをセットし、時間内に終わるように頑張る。
脳内で記憶をつかさどる「海馬」は、時間を意識すると活性化するそうなのです。
さらに、制限時間内に家事を片付けたら「ケーキを買いに行く」というようなお楽しみを設定しておくと、よりいっそう脳が刺激されて海馬がよく働くようになるというから、「ご褒美」を用意しておくのもいいですね(^^)
最後に
加藤俊徳先生の著書「家事で脳トレ65」には、脳の8つの機能を活性化させるための家事のやり方(日常生活の過ごし方)が、65も紹介されています。
それぞれの機能別に、活性化させる方法が紹介されているので、自分の不得手な分野を伸ばすための方法から試してみるといいなと思います。
認知症予防のために、脳が成長する生活習慣は若いうちから実践したいですね!
それから、もうひとつ。
楽しいこと、ポジティブな感情が脳を元気に活性化するそうなので、どうせやるなら楽しい気持ちで家事をやるのも大切なポイントなんですね。
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お読みいただき、ありがとうございました!