私たち夫婦は2010年に結婚して、もうすぐ7年になります。
あらためて振りかえってみたら、結婚してこのかた、誕生日にはお互いに「消えモノ」しかプレゼントしたことがありませんでした。
結婚前
旦那と私は、出会ってから結婚するまで7~8ヶ月でしたが、その間にお互いの誕生日がめぐってきました。
お互い、初めての誕生日だったこともあり「残るモノ」でプレゼントをあげましたが(ちなみに旦那からもらったのは、指輪と服でした。今でも愛用してます。私からのプレゼントはマフラー)、結婚後は「消えモノ」プレゼントになりました。
結婚後
籍を入れたのが6月、私の誕生日が11月。
旦那は「誕生日プレゼントは何が欲しい?」ときいてくれたのだけど、私は「何もいらない」という答え・・・ある意味素っ気ない妻(笑)です。
旦那も私に共感して「誕生日プレゼントはいらない」と言う人になりました。
それ以来、お互いの誕生日にはいわゆる「残るモノ」をあげたことは一度もありません。
もちろん当時は「ミニマリスト」などというライフスタイルは知らず(6年も前の話ですからね~)、ただ「モノをこれ以上増やしたくない」というポリシーですでに生活していたので、私自身、誕生日プレゼントをもらうことに興味がありませんでした。
このことについて最近、旦那に「誕生日プレゼントいらないって私に言われるのって、どう?」ときいてみたところ、
「あれが欲しい、これが欲しい、とモノを欲しがらないからラク」との解答でした。
ごもっとも!
誕生日プレゼントは
私の場合、何か欲しいモノ(服でもアクセサリーでもなんでもいいんですが)が仮にあった場合、わざわざ誕生日に買ってプレゼントとしてあげなくても、別に欲しいときに買えばいいじゃん、という考えです。
それで実際の誕生日はというと。
沖縄に移住して初めての私の誕生日だった2011年は、私が好きなヴィーガン・カフェのホールケーキを、旦那がこっそり注文して作ってもらっていて、当日の夜にサプライズでもらいました。
特注で作ってもらった、美しくデコレーションされたヴィーガン・ケーキ。
全くケーキなんて期待してなかったので、ほんとうにこれは嬉くて涙が出ました・・・!
(追記:ケーキの写真はお借りしたものです。)
というわけで、今ではお互いの誕生日はだいたい、(いつもよりはちょびっとだけ贅沢な)外食に行ったりケーキを買ってきて食べたり、あるいは私がお菓子を作ってあげたり、という感じで定着しています。
最後に:別に「残るモノ」をあげたっていい
私たち夫婦がやっているような、誕生日プレゼントに「残るモノ」をあげない、というのはひとつのスタイルではありますが、別にミニマリストであっても必要なモノはあるのだし、家族や友達に対して必ずしも「消えモノ」でプレゼントをあげるべきだとは思っていません。
相手がほんとうに喜んで使ってくれるものを、心を込めて贈るというのは素敵なことです。
ただ、相手が誰であっても「必要かどうかわからない」モノをプレゼントにあげてしまうというのは避けたいですよね。
それがたとえ消えモノであってもね。
関連記事です。30代の頃から、物欲が減ってきた理由について書きました。
お読みいただき、ありがとうございました。