マイナンバーカード、もともとは任意だったはずなのに
いつの間にか「紙の保険証が廃止になるから」ということが決められ
「実質的に強制」のような状態になってしまっています。
マイナポイントをつけるから、と駆け込みで申請者が激増したようですが
案の定、他人の情報と紐づけられていたりする恐ろしいトラブルが続出。
私自身は、当面マイナンバーカードを作るつもりはありません。
保険証も廃止されてしまいますが・・・
マイナンバーカード。
便利な点ももちろんあるのは知ってますが
最終的には銀行口座もすべて紐づけされてしまったり
様々な個人情報が一か所で管理される、というのが
そもそも、非常に不安が大きい。
(政府の管理体制がずさんすぎるし)
だけど、今までの健康保険証が廃止されてしまって
マイナンバーが保険証になる、と聞いて
不安がないわけではありません。
そんななか、堤未果さんの新刊が出て
マイナンバーカードのことも書いてあると聞き
早速買いました!
堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書 690)
という本です。
内容紹介
大惨事を煽るその裏で、儲ける奴らがいる――日本を喰い荒らす「強欲資本主義」の恥ずべき手口とは。
「デジタル大臣、マイナンバーは本当に安全ですか!?」「ショック・ドクトリン」とは、テロや大災害など、
恐怖で国民が思考停止している最中に為政者や巨大資本が
どさくさ紛れに過激な政策を推し進める悪魔の手法のことである。日本でも大地震やコロナ禍という惨事の裏で、
知らない間に個人情報や資産が奪われようとしている。
パンデミックで空前の利益を得る製薬企業の手口、
マイナンバーカード普及の先にある政府の思惑など……。強欲資本主義の巧妙な正体を見抜き、私たちの生命・財産を守る方法とは?
滅びゆく日本の実態を看破する覚悟の一冊。【目次】
序章 9.11と3.11――私のショック・ドクトリン
第1章 マイナンバーという国民監視テク
第2章 命につけられる値札――コロナショック・ドクトリン
第3章 脱炭素ユートピアの先にあるディストピア
マイナンバーカードについては、
出版社のHPで本の一部抜粋が読めます。
マイナンバーカードを作らずに対処するにはどうしたらよいか?
(作ってしまった人も今からでも返却できるそうですよ!)
また、政府の思惑については本に詳しく書いてあるようですが(これから読みます)
上記HPの抜粋でも、こんな記述がありました。
思い出してください。デジタル時代の基本は「リスク分散」、世界の流れは「脱個人番号」に向かっていることを。
マイナポータルにどんどん個人情報を集めてしまって、何かあっても大臣にはブロックされ、デジタル庁は責任をとってくれません。
子どもたちに教えてあげることはこうです。
「個人データは最大資産。リスクは極力分散し、安心できるルールができるまでは自己責任で死守せよ」と。
更にこんなことも。
紙の召集令状を受け取らずに逃げる国民が増えてきたので、プーチン大統領は法改正して「デジタル赤紙」を導入しました。これが公共サービスのマイページに送信された瞬間に「受領」とみなされ、即出国禁止です。よくある「メールに気づきませんでした」は通用しません。
もしも無視して徴兵事務所に出向かなければ、運転免許停止など、次々に社会生活を止められ追い詰められていくという、まさに「おそロシア」な世界。
アメリカとロシアのこの事例は、果たして日本の私たちにとって他人事でしょうか?
台湾有事が緊迫するこのタイミングで、政府がやたらにカード作成を急かし、利用拡大のスピード法改正。立ち止まってよく考えてみてください。
もはや9条改正も徴兵制も不要、マイナンバーがあればピンポイントで勧誘できるでしょう。スマホという、閉じられた仮想空間の中で。
最後に
堤未果さんの食の安全についての本もとても良かったです。
こんな時代、情報弱者は自己防衛ができません。
正しい情報を得て、自分自身や大切な人たちを守ることが大事だし
堤さんの発信してくれるような情報が
少しでも多くの人に届くことが重要と思ってます。
お読みいただき、ありがとうございました。