「断捨離」というのは、ただの片づけではなくて「ものへの執着と向き合い、心の執着から自分を解放する」ことだと、やましたひでこさんがおっしゃっていますが、この「自分の心が執着しているもの」について、「手放すべきは手放す」というのは難しいですね。
私はこういうことに関連して「いらない感情の断捨離」ということを時々考えます。
例えば「嫉妬や妬み、あの人が気にくわない」というような「相手を悪く思ったりする」感情。
こういう感情が相手だけでなくて自分自身にもどれほどの恐ろしいダメージをもたらすのか、ということについて今日は書きたいと思います。
★今日の記事はスピリチュアル系のホラーな(!)お話です。
(記事の内容そのものにはホラーな具体例はないです)
スピ系に興味がない方はスルーしてくださいませ。
マイナスの「思い」=「念」に注意すべき理由
(スピ系の話なので、今の科学で証明できるわけではありませんことをお断りしておきます。)
私自身はそういう系の能力はないので、信頼のおけるサイキックの知り合いからいろいろと教えてもらったり、本で読んだりして、人間が持つ「思い」=「念」のちからってすごいんだなぁと思うことがしばしばありますが、これを良い方向に使わずマイナスの方向に(無意識にでも)使ってしまうとたいへんなことになるようです。
以前に読んだ漫画の内容が衝撃的だったのでご紹介します。
流水りんこさんの「オカルト万華鏡1 アナタもワタシも知らない世界」という、いかにもな(!)タイトルの漫画なのですが、この中の「生霊」についての話です。
「生霊」っていうとおどろおどろしくて、怖いんですが・・・。
「生霊」=「人間の念」と言い換えると分かりやすいでしょうか。
小さな念でも要注意
例えば私が、
「あの人嫌だな」とか
「気にくわない」とか
ほんのちょっと思っただけで、その念が相手に向かって飛んでいってしまうそうなのです。
そしてその飛んでいった「私の念」は相手をチクチク攻撃する。
相手は気づかないほどの小さな念であっても、それで相手の注意が散漫になり重大なことにつながる可能性もある。
そしてさらに恐いのは。
もし私が思いなおして「やっぱりこの人いい人だったんだ~」って考えたとしても、一度放たれた「念」は消えることなく相手を攻撃し続ける。
何故かというと、念には意志というものがないから。
一度投げられた念というものは、本人の手を離れると、意志がないので変化せずいわば「勝手に」相手を攻撃し続ける。
そしてもうひとつ。
もし、私よりも相手のほうがエネルギーが強かった場合、その「念」は私に跳ね返ってきて私を攻撃して私にダメージを与える。
(いわゆる「呪詛返し」)
ということなのだそうです。
すごく簡単にまとめましたが、こういう話が具体的な、ホラーなエピソードとともに漫画で描かれると、とっても納得できてコワイです。
「源氏物語」の葵の段の例も出てきます。
こういう「悪い念」が起きそうになったら
神さまじゃないので、何か起こったら相手に対して「イヤだな」とか思うことを絶対になくす!っていうのは難しいですよね。
なので、私はこういう感情が起こりそうになったら「ちょっと待てよ」と自分を戒めるようにしています。
まあ、なかなかうまくできませんが(-_-;)
それから、自分がそういう念を誰かに抱かないように気を付けたとしても、他人から念を受けることは避けられないかもしれません。
誤解もありますしね。
でも上にも書いた通り「自分のエネルギーが強ければ、相手の邪念も跳ね返すので恐れる必要はない」ってことになりますよね。
つまり自分をしっかり、気を強く持つ。
そこのところが重要かなと思います。
最後に
スピ系の話なので、信じる信じないは人によって違うのは当然ですが、どちらにせよ、自分の人生を良い方向に進めるために、こういう話を活かせればいいなと思います。
ところで、この流水りんこさんという漫画家さんの漫画、絵が上手できれいなので、絵そのものも好きなのですが、こういうホラーな内容でもユーモアがあるし話の運び方がうまいので、楽しく読めますよ♪
全く分野は違いますが、りんこさんはご主人がインド人なので、インドものもおもしろいです!
お読みいただき、ありがとうございました。