こんにちは。かりんかです。
シンプルライフ・ミニマルライフを目指してモノを増やさないようにするには、当然ながら余計なモノを買わないのが鉄則ですよね。
このモノがあふれた時代に生き、また物欲を刺激するようなマーケティングに囲まれた私たちですが、私自身は年々物欲がなくなってきました。
買い物していた20代
今はそんな感じになりましたが、20代の頃は違っていました。
就職して自由に使えるお金が入ってきてからは、学生時代は欲しくても買えなかった服やCD、本、化粧品などを好きなように買うことがうれしくて、それなりに買い物をしていました。
当時は東京に住んでいてデパートやおしゃれなショップがたくさんあり、それこそ簡単に素敵なモノが手に入る環境。
服はイッセイミヤケのファミリーセールの招待状を知り合いの伝でいただくようになってからは数枚いっぺんにまとめ買いしたり。
今では考えられないような買い物の仕方をしていましたね。
モノを増やしたくなくなってきた30代
買い物をするのは楽しかったけれど、服が増えるとメンテナンスがたいへんということに気づきました。
シーズンごとにきれいに洗濯したりクリーニングに出したりして衣装ケースにしまわなくてはいけない。
たくさんの回数を着ている服ではなくても、こういうメンテナンスをしなければいけないのが「面倒だし時間やエネルギーの無駄だ」と思うようになり、服を買うにしても数が減ってきました。
これは服に限らす、雑貨などでも同じですね。
棚に飾っておけばホコリがたまるし、モノが多ければその分収納や管理にエネルギーを注がなくてはいけない。
また化粧品についても、使いきれずに劣化してしまって捨てざるを得なくなったり、ということがあったので、お店で「欲しいな~」と思っても「いやまだ使えるのがあるし」とストップをかけられるようになっていました。
私の場合、こうして「物欲」が徐々に減ってきました。
もちろん、美しいもの、素敵なものを見るのは大好きだし、いいな~とは思いますが、それを手にした後の管理の面倒さを考えると、それでも「欲しい」という気持ちが残るモノって少ないのですよね、私には。
移住してさらに物欲が減ってきた
40代になって沖縄に移住しました。
以前にも下記エントリーで少し書いたのだけれど、沖縄っていう環境が物欲を刺激しないのです!少なくとも私にとっては。
本土からの他の移住者にきいても「沖縄移住して物欲がなくなった」って言う人が結構多いです。
その理由は(上記エントリー内容ともダブりますが)
- 物欲を刺激するようなお店が少ない(と私は思う)
- おしゃれして出かけるような場所がほとんどない(そもそも休みの日とかに遊びに行ける場所がない!ウチナーンチュに「休みの日はどこに行くの?」ときいても「別にどこにも行かない」という回答がかえってくることがほとんど。行くとしてショッピングモールが多いですね)
- 周りの人もラフな服装なので、周りに刺激されておしゃれしたいとはならないし、周囲に合わせて「ちゃんとした服を着なきゃ」ということもないから服を買いたくならない
- ネットショッピングでも、本土からの送料が高いことがままあるので、あきらめがち
本土から旅行に来れば「いや、沖縄はいろいろ買いたいものがある!」ってなるかもしれませんが、島嶼県という特徴もあり、どこの店に行っても似たような商品しか売っていない傾向があります。
これは私がモノのあふれる東京育ちだから、余計に感じるのかもしれませんね。
いやーほんとに、沖縄って「おしゃれのし甲斐がない」場所です(笑)
最後に:物欲が減るのはいいことか?
物欲が減って「あれもこれも欲しい!」とならないから、買い物で悩むこともないのでラクではあります。
しかし、物欲について別の見方をすれば「欲がある」ということは「生きる欲もあること」とも言えるのかもしれない。
だからあまり「無欲」で枯れてしまっているようなのもどうかなーとは思うし、適当なモノで済ませるのでなく、お気に入りのものを見つけて手に入れ大切に使っていきたいとは思います。
ただ、無駄に物欲を刺激され不要な買い物をして後悔するのは避けたいし、最近では実際そういう失敗はほとんどしなくなってきています。
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