リネン(麻)が好きです。
今使っているリネンのものは、布団カバー、座布団カバー、服など何点かあります。
布団カバーはニトリのもので、座布団カバーや服は自分で作ったものもありますが、どれも使い心地がよく、タオルもリネンを使ってみたいなとずっと思っていました。
リネンの特徴
- 吸水性が高い(吸水率は、綿の4倍と言われている)
- 速乾性(中空構造を持つ繊維のため、水分を素早く発散できる)
- 丈夫で長持ち(リネンに含まれるペクチンが汚れをはじくため汚れにくい。また水に濡れると強度が60%アップ。綿の2倍の強度)
- 使いこんで洗濯を重ねると柔らかくなる
- 衛生的(通気性が高く、細菌の発生を防ぐ。バクテリアの発生率が低い)
水に濡れると強度が増すということなので、洗濯にも強いですね。綿に比べて吸水性が高いというのはちょっと意外ですが、速乾性もありまた衛生的であるということから、タオルにはぴったりの素材です。
また、かさばらないので、モノを減らしたいミニマリストにとってもうれしい素材です。
リネンのバスタオルを手作り
リネンのバスタオルが欲しいなあと思って、以前から少しずつ調べていましたが、リネンという素材は綿に比べるとお値段が高くなるんですよね。
こんなバスタオル。織も素敵だし素材もよさそうでいいんだけど、バスタオルにしてはちょっと高いな~。(この値段でもリネンバスタオルとしてはお手頃価格みたいです)長持ちすることを考えればお得かもしれませんが。
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使用中だった綿のバスタオルは長く使っていて、そろそろ買い替え時というタイミングでした。
検討の結果、リネンの生地を買ってバスタオルを手作りすることにしました。通常タオルに使う綿のパイル生地だと取り扱いが難しそうなのに比べ、リネンは扱いやすい生地なので作ってみることにしました。
この生地で作りました
146cmワイド幅のリネン生地を1m購入。楽天で買いました。
これが買った生地です。
生地を拡大すると。そんなに目の詰まった生地ではありません。
使用中のバスタオルの寸法を参考にして、同じくらいの大きさに作りました。
生地が結構たくさん余ったので、残りはキッチンクロス用に縫うことに。(これは別記事で書きます)2000円位分のリネン生地で、バスタオルが一枚、キッチンクロスが4枚できました!手作りするとお得です!
タオルは端を三つ折りにして縫っただけです。(作り方のコツなどについては、長くなるのでこれもまた別記事にしますね)
これが出来上がったバスタオル。
こちらの楽天のお店の生地です↓ 1mまでならメール便だったのでよかった。じゃないと、沖縄までの送料が1000円超える・・・!
今回このお店で買った生地が気にいったので、また同じ布を買おうかなと思っています。
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果たして使い心地は
リネンにも色々な生地があり、加工の仕方によっては最初から割とやわらかいのもあるようですが、私が買った生地はパリっとした手触りのもの。
厚みもないので、これでタオルに大丈夫なのか?ちょっと不安にはなりましたが。
縫いあがったバスタオルを水通ししてから一度洗濯して、実際に使ってみました。
どんな使い心地かな~とわくわく。
結果。意外と使い心地良いです。日本手拭のような感じかしらと思いましたが、もし手拭で濡れた手を拭くと、すぐにビショビショになってしまいますよね。そんな感じは全くなくて、さすがに吸水性の高いリネン。体を拭いてもサラッとしていて、濡れた布が肌にまとわりつくこともありません。
特に夏になったら、シャリシャリしたリネンのタオルは気持ち良さそうです。
ただ、パイル生地の綿タオルのようなふわっとした感じでは全くないので、そういうタオルを求める人には不向きですね。
最後に
まだ使い始めたばかりなので、これから洗濯を重ねて生地がやわらかく変化するのが楽しみです。肌馴染みもよくなるのではと思います。
リネンは20~30回洗濯を繰り返すと、本来の吸水性がでてくるそうです。
リネンのタオルは場所も取らないので、収納もコンパクトに出来るし、嬉しいです。旅行などに持っていくにも良さそうですね。やっぱりリネンタオルにしてよかったです。
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