こんにちは。かりんかです。
台湾4日目、とうとう最終日です。
前回のエントリーはこちら。
Contents
朝ごはん
泊まったホテルに朝食がついていなかったので、朝ごはんはホテルの部屋に用意してあったウェルカムフルーツとスーパーで買った洋ナシを食べてから、また外で食べようという計画でした。
最終日は旦那がまだ行ったことがない中正記念堂に行こうということになり、その近くに台湾風の朝ごはんを出す店があることを調べてあったので、そこで食べることにしてホテルを出発。
またもやお目当ての店が・・・
地下鉄で「中正紀念堂」駅まで行き、お目当ての朝ごはん屋さんを目指して歩くも、ガイドブックに出ていた住所にその店が見当たらない。
昨日の火鍋の店もなくなっていたし、また探していた店が閉店してしまっていたようです。もう少し歩いたら、あっちのほうに店があるかな?と勘を頼りに歩いてみましたが、なかなか朝食を出すような店が見つからず。
もう少し歩いてもなかったらそのまま中世記念堂へ行こうか、と諦めかけていたら・・・
「青島豆漿店」の朝ごはん
「豆漿」の看板を発見!
お客さんもたくさん入っているし、食べたかった「鹹豆漿」がメニューにあるので、この店に入ることにしました。
ただし、メニューが全部中国語。
えーっと、あれは何だっけ・・・と悩んでいたら、店から食事を終えて出てきたお客さんに「日本語メニューありますよ」と手渡されました。日本の方でした。
よく見たら他にも日本人の若い女性観光客グループもいて、どうもガイドブックに出ている店だったようです。
結局、頼んだのは
- 鹹豆漿(塩味の豆乳。豆乳と名がついてますが、おぼろ豆腐のような感じです)
- 韮菜盒(ニラやネギ、春雨、豆腐の入ったまんじゅう的なもの)
- 肉餅(肉まん的なもの。これはテイクアウトにしたので、写真に写ってません)
鹹豆漿は台湾でよく食べられている朝食メニュー。油條(揚げパン)やネギが入っています。この店のものは器が大きく、ボリュームたっぷり。二人で一杯でちょうどいい量でした。あつあつの鹹豆漿を食べると「台湾に来た~」という気持ちがさらに盛り上がります(ってもう帰国する日なんですが 笑)
鹹豆漿の隣に写っているのが韮菜盒。いわゆる饅頭のようなふわふわした皮のおまんじゅうではなく、パリパリした薄い小麦粉の皮に包まれています。
お店の前でこの韮菜盒や肉餅を一個一個焼いています。ちょっと分かりにくいですが、上の写真の、右側に座っている青いエプロンの男性が窯のような所で焼いているのが写っています。
こうして、手作りで手間暇かけて作っているから、おいしいしお客さんがひっきりなしなんですよね。
飛び込みで入りましたが、またいいお店に出会えました。
青島豆漿店
住所:台北市杭州南路一段139-3号
営業時間:5:30-11:30
中正記念堂
朝ごはんでお腹いっぱいになったところで、目の前の中正記念堂へ。
外から見たところ。青い瓦屋根がきれいです。
ここは、台北の代表的な観光地のひとつ。蒋介石を記念して1980年に建てられました。
初めて来たとき(20年位前)その建物の巨大さに圧倒されました。
日本の建築物ではあまり見たことがないようなスケール感です。
建物の下に写っている人間の大きさと比較すると、建物がいかに大きいか分かります。
中正公園にはリスがたくさん
中正記念堂は中正公園の中にあります。この公園は非常に広く、緑のスポットになっているので朝の散歩にはぴったりです。
ここにリスがたくさんいました。
とても人懐っこいリス。というか、餌をあげる人がいるから人間に寄ってくるのでしょうね。
旦那の手に寄ってきたリス!湿ったリスの鼻先がちょんと指に当たったそうです。
4匹のリスが私を追いかけてきました~!さっき買った肉まんを持っていたから匂いにつられたのでしょうか?
等間隔に並んでいるのがおかしくて・・・。
リスは可愛いのですが、あまり近寄って来られるとちょっと怖くなって逃げました 笑。なんか襲われそうな気がして。
最後のランチ
ホテルへ戻り、12時ギリギリにチェックアウト。
スーツケースをホテルに預かってもらって近くのレストランへランチを食べに行きました。
ベジタリアンビュッフェの「蓮香齋」
「蓮香齋」という有名なべジビュッフェのお店です。以前に来たときにとてもよかったので、今回も再訪しました。
平日のランチだし大丈夫だろうと思い、私たちは予約していきませんでしたが、ほぼ満席状態。なんとか相席で案内してもらいました。非常に人気のある店なので予約を入れたほうが無難です。前回は電話で予約しました(英語OKでした。)
店内はとても素敵なインテリアになってるんですが、料理が並んでいるところも含めて撮影NGなので、店内の様子などはこちらのサイトでどうぞ。
オリエンタルベジタリアン=三厭五葷(さんえんごくん)
「蓮香齋」のベジタリアン料理(台湾で素食といいます)は三厭五葷(さんえんごくん)といって、「三厭」すなわち肉類・鳥類・魚類、「五葷」ネギ・玉ねぎ・ニンニク・ラッキョウ・ニラ(刺激が強いとして食べない)、これらを一切使わない料理を提供しています。
一部、卵を使っています。
中華料理、台湾料理、和食、洋食、火鍋コーナー、スイーツ、ドリンク等200種類以上の料理があるとのこと。とても全種類は食べられません!
まずはいつも通り、フルーツとサラダから。台湾の素食の店は、スプラウトが豊富。
スープだけでも何種類もあります。私は臭豆腐の入った辛いスープにしました。
大豆たんぱくで作ったハンバーグもどきとか、コンニャクの刺身もどきとか、いわゆるべジの「もどき料理」もいろいろあっておもしろい。
上の写真の一番下、かぼちゃ(生)を薄くスライスしてパッションフルーツであえたマリネがおいしい。
和食コーナーに、ビーツのきんぴらっていうのがありました。
巻きずしもあり。
中華風のおこわも2種類ありました。
ランチの終了時間が近づくと、料理が減ってきて補充しないものもあるので、食べたいものは先に確保しておくといいです。
私たちが最後に見に行ったときは、スイーツがかなり乏しくなってましたが、かえって食べ過ぎずよかったかも。小さいケーキやゼリー、杏仁茶にしました。甘いスープも数種類あります。
普段、ビュッフェの店は行かないようにしているけれど(どうしても食べ過ぎるので)旅行中ということで久々に行きましたが楽しかったです。
この店は化学調味料も使っていないし、どの料理もおいしいので、ベジタリアンじゃなくても「台湾の素食ってどんなものかなぁ」と興味がある方にはおすすめです。
日本では食べられない料理ですからね~。
台湾出国
ランチを食べ終え、ホテルにスーツケースを取りに行きタクシーで台北駅へ。
台北駅から桃園空港までバスで行きました。
ちなみに、私たちが帰国したのは3月1日でしたが、なんと!翌日3月2日からは台北市内から桃園空港へ地下鉄が開通しました!
一日違いで乗れなかった~。これからは空港・市内間が安く便利になりますね。
最後に
今回の台湾旅行、台北が一泊しかできなかったので最後は駆け足でした。もう一泊したかったです。
なにしろ那覇から台湾は近いので、また行きたいと思います。(実質のフライト時間は往路が1時間20分、復路は55分でした。)
今回初めて飛行機はPeachのハッピーピーチ(座席指定などもできず、預け荷物は追加料金)を利用しました。往復に預け荷物をひとつ追加しましたが(2000円 X 2=4000円の追加料金)飛行機代は手数料や空港使用料すべて含めてもひとりあたり往復で1万5千円。これで正規の値段ですからほんとうに安い!またPeachは利用したいと思います。
次回の旅行に向けて、中国語がもう少しできるようにしておきたいです。今回は片言中国語で乗り切りましたが、やっぱり言葉ができると旅行もさらに楽しくなりますもんね。
長い旅行記をお読みくださりありがとうございました。
旅行記はこれで終わりですが、次回は番外編としておすすめのお土産について書きます。
▼台湾関連の記事が読めます。台湾好きには参考になります♪▼