こんにちは。かりんかです。
台湾旅行二日目の記録です。
前回のエントリーはこちら。
二日目の朝、まずは夕べの花園夜市の近くのスーパーで買ったミニトマトを部屋で食べてから朝食を食べに部屋を出ました。
台南のホテル
私たちの泊まった台南のホテルは、太子大飯店(The Prince Hotel)というところでした。
旅行を決めたのが出発の前の週だったので、人気のあるホテルはどこも満室で、予算とロケーションからこのホテルに決めたのですが。
このホテル、最低限の設備しかありません。冷蔵庫もなかったし、タオルもバスタオルだけでフェイスタオル等なし。(バスタブはありました。)
清潔ではありましたが古いし、作りがいかにも安普請。この設備にしては値段が釣り合わないという印象でしたが、仕方ない。基本的に寝るだけだし。
でもスタッフはフレンドリーで感じがよかったです。(スタッフはほぼ中国語しか喋らず、英語や日本語は単語のみのブロークンでした。)
もう少し早く予約できたら、同じ予算でもっと良いホテルが取れたと思います。
ホテルの朝ごはん
このホテルに泊まってよかった!と思ったポイント、それは朝食です。
と言っても、ホテルの中に朝食ルームがあるわけではなく、食券をもらって隣の朝食屋さんに食べに行くのです。
これが楽しかったしおいしかったんですよ。
この朝食屋、普通に台南の人たちが朝ごはんを食べにくる店のようで、私たちが行った8時頃は朝ごはんを買う人たちが並んでいました。
店の前では、二人のおばちゃんたちが次々と卵焼きを焼き続けていて、大忙し。
オーダーを取る店の人が、私たちが外国人と分かると英語のメニューをくれました。
頼んだのはこちら。
- 米漿(ライスミルク。ピーナッツ入り)
- 豆漿(甘い豆乳)
- 蛋餅(卵焼きがモチモチした皮に包まれている)2種類(野菜入りと沙茶醤味)
- 菜粽(ちまき。ゆでピーナッツ入りでピーナッツ粉がかかっている)
ちまきは台北ではあまり朝ごはんメニューで見ない気がしますが、他のものはどれも台湾の朝食の定番です。
私は台湾の豆乳が好きなので豆漿にしました。甘味がついてはいますが割と甘さ控えめ。
旦那は米漿。こちらは米とピーナッツから作ってあるので、おいしいのですがちょっと重めです。これも甘くしてあります。
卵焼きも、卵だけでなくてモチモチのクレープのような皮がくっついるのが台湾風。これも好きです。
特においしかったのはおこわ。竹の皮に包んで蒸したもち米のおこわで、具がピーナッツというのが台湾らしいですね。おこわは台南ではよく食べられているそうです。
(実は食券に余裕があったので、ここには写ってませんがタロイモの饅頭も頼みました^^;)
朝から台湾の人たちに交じって、賑やかで楽しい朝ごはんでした!
台湾では、ホテルの中で朝食を食べるよりも、外の朝食屋さんで食べるのがおすすめです^^
台南郊外、人気の観光地・安平へ
二日目の予定はまず台南郊外の安平(アンピン)という所に行くことにしていました。
安平には、マングローブ林が緑のトンネルのようになったところを船で川下りができると聞いていたので、台南中心部の喧騒を離れて自然のなかでのんびりしようと思っていました。
これが緑のトンネル。
四草生態文化園区(大衆廟)(台南市) | 台湾観光-台北ナビより写真をお借りしました。
バスで安平へ
安平へはバスで行くので、ホテルを出てバス停へ。
しかし、この辺にバス停があるだろうと目星をつけて行った場所の停留所には、私たちが乗るつもりのバスが止まらないと分かり、さらに歩いてバス停を探しました。
もっとネットで先にきちんと調べておけばよかった~。
安平へは、「台湾好行」というバスの99台江線に乗って行きますが、平日は一日3本しかなく、とりあえず88安平線で手前まで行こうと思って「赤崁楼」バス停から乗りました。
台湾は4連休でした
しかし、月曜日なのに平日とは思えない人出。バスも満杯です。
おかしいなぁ、今日(2月27日)って台湾の祝日だっけ?と思っていたら、タイミング良く日本人留学生という女の子にバスの中で遭遇。
彼女に聞いてみたら「いきなり2月25日から4日間連休と先生に言われて学校が休みになった」とのこと。
ただ彼女もまだ中国語があまり出来ないそうで「何の理由で休みか分からない」と言う。後で調べたら、二二八事件の70年記念という理由でした。
どうりでどこもかしこも混んでいるわけです。
安平に到着したけれど
「安平古堡」に着き、99台江線に乗り換え。休日ダイヤなので、一時間に1~2本は走っていたようです。
詳しい路線などは↓
「四草生態文化園區(大眾廟)」のバス停が「緑のトンネル」のある場所です。
バス停を降りると、すぐ目の前に大衆廟という大きなお寺がありました。
日本では考えられないことですが、台湾ではお寺の周りはかなり騒々しくて、ここ台湾ではドラマーのお姉さんが大音量でニコニコ楽しそうにドラムを叩いていてビックリ。
台湾の歌謡曲や、日本の古い歌謡曲(「浪花節だよ人生は」の中国語バージョン)等を流しながら音楽に合わせてドラムのパフォーマンスをやっていて、たくさんの人たちが見物してました。
ドラムのパフォーマンスが台南では流行っているのか、別の場所でも子供ドラマーを見かけましたよ。
楽しい台南!
さて、緑のトンネルのチケットを買おうと思ったら・・・長蛇の列。
数百人は並んでいます!さらに、チケットを買ったと思われる人たちが2~3百人、近くの大きなテントの中で順番待ちをしている様子(||゜Д゜)
まさかここまで混んでいるとは。一時間待っても船に乗れそうもないので、早々に諦めました。
マングローブは沖縄でも見られるし~ということで。
付近を散策。
この船に乗りたかった。
安平古堡を見学
再びバスに乗り「安平古堡」で降りました。
安平古堡は、1623年にオランダ人が安平の地に簡素なレンガの城を築いたのが原型で、オランダが台湾を統治していた時代の軍事要塞でした。
後に鄭成功の台湾統治の拠点、日本統治時代には税関宿舎として使われていたそうです。
古い大砲。1930年に他所から移転。
清朝以降、この場所は徐々に荒れていき、オランダ時代の遺跡は一部のみに残っているようです。
ガジュマルの木が絡みついた外郭。
安平古堡の周囲は大賑わい
台湾では人が集まるところどこでも縁日のような状態で、この遺跡の周りも色々な屋台が並び、歩くのもままならないほどの混みよう。
途中の小さな廟の前に人だかりができているので、人の頭と頭の間から見てみたら、きれいなお姉さんたちがポップな音楽に合わせて踊っていました。
これ、お寺の前ですよ?
うーん、台南面白い。
この時点で午後2時を過ぎていてお腹が空いていましたが、お昼は台南市中心に戻って食べたかったので、とりあえず屋台の臭豆腐を買って食べました。
中に漬物が詰め込んであります。
同記安平豆花のスイーツ
バスで市中心に戻る前に、バス停近くに有名な豆花の店を見つけたので、食べてからバスに乗りました。
旦那とふたりで一杯でちょうどいい。
タピオカと緑豆のトッピングの豆花です。
豆花は絹ごし豆腐のようなスイーツで、豆花そのものは甘くなく、スープが甘くなっています。
つるっとしたのど越しで、大豆のおいしさが味わえる豆花です。
遺伝子組み換え大豆を使わないというこだわりがあるそう。
おいしかった~。ごちそうさまでした!
安平では、静かな自然の中でのんびりしようと思ったのですが、どこも騒々しく大賑わいでした 笑。
(続く)
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