こんにちは。かりんかです。
先日、体脂肪が増えてしまったので、運動や食事で対策を立てたという話を書きました。
私の運動プランの中にある「スロー筋トレ」=「スロトレ」、この筋トレ法を始めたきっかけは「何歳になっても、スロトレで成長ホルモンが出せる」と聞いたからです。
成長ホルモンとは
成長ホルモン分泌は16歳頃がピークで、年齢とともに分泌量が減っていきます。が、運動をすれば高齢になっても分泌可能なのです。
成長ホルモンの働きは
- 筋肉の発達を促し新陳代謝を高める
- 筋や骨の萎縮防止
- 脂肪分解作用がある
- 美肌、若返り効果(肌の新陳代謝が活発になるため)
など。
こういった効果が年齢に関係なく可能となると、希望が持てますよね!
成長ホルモンを効率的に分泌させるには
スロトレの提唱者は、運動生理学の専門家である石井直方氏。
石井氏が色々と検証した結果、成長ホルモンを最も効率よく分泌させるには
- 負荷は最大筋力の半分
- 動作はゆっくりと中断せずに行う
- セット間のインターバルは短く
この3点がポイントであると発見しました。
この点を踏まえて開発されたのが「スロトレ」です。
スロトレとは、簡単なゆっくりとした動きの筋トレ法。軽めの負荷で行うので、女性でもやりやすく、続けやすい方法です。
例えば、スクワットなどやるときでも、ゆっくりとした動作で行います。そして休むタイミングを作らないのがポイントです。
私はこの方法を知ってから、ジムのマシーントレーニングでもスロトレの方法でやるようになりました。
スロトレで「筋肉をダマして」筋肉を増やす
スロトレにより、筋肉に常に力が入った状態を保つ(つまり、途中で休まず動作を続ける)と、筋肉内の血流が制限されて酸素不足になります。
これは筋肉にとって過酷な状態。こんな状態にさらされた筋肉は、高い負荷で激しい運動をしたと錯覚して発達するのだそうです。
スロトレは軽い負荷なのに、激しいトレーニングと同等の効果が得られるというわけです。
おもしろいですね。
私はDVDを見ながらタイミングを合わせてやっています。
この本では、体力に合わせた3段階のメニューが載っています。私は中程度の負荷の「スタンダード」でやっています。
動きそのものは一般的な筋トレでよく行うものだと思います。
最後に:運動が苦手な私でも続けられる
私は学生時代は文化部、運動は苦手なタイプだったので、悲しいことに筋肉量が年齢の標準値より少ないのです。
これでは将来困る、と思い一念発起して筋トレを始めることにしました。(高齢になると、筋力の低下が一因で転倒のリスクが増しますよね。)
しかも、一回に10分、週に2回だけでよいので、気軽な気持ちでやっています。
(筋肉がトレーニングの疲労から回復して成長するための休息時間が必要なので、筋トレは間をあけて行ったほうがよい。)
また私の場合、スロトレだと負荷が軽めなので、きつい筋肉痛にはなりません。
今は週一回ペースでジムに行っているので、自宅でスロトレをやるのは週に一回程度です。ほんとは自宅でも週に2回くらいやりたいのですが、忙しさにかまけて出来てません。まあでもあまりストイックになり過ぎても続かないので、出来る範囲で無理せずやろうと思っているところです。
次回のジムでの体成分分析のときに、筋肉量と体脂肪量に変化があるといいんですが~。経緯はまたこのブログで報告しますね!
スロトレ完全版 [ 石井直方 ]
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