来週、3月13日から
新型コロナ対策としてのマスクの着用が緩和され
着用は「個人の判断に委ねられる」ということになりましたね。
13日になったらマスクを外しますか?
マスクの着用について
13日からのマスク着用緩和に関するニュース等を検索してみましたが
それらの調査によると
「マスクは外さない」という人が過半数を占めている模様。
例えば時事通信のニュース(やっぱりマスクはやめられない?13日緩和、需要根強く)では
大王製紙が2月、全国の1000人を対象に行った調査では、約9割が今後も場所や場面に応じて着用したいと回答した。「感染リスクは変わらない」「安心感がある」などが理由で、4人に1人は「いつも必ず着用したい」と答えた。
他のニュースでも約7割の人が「これからもマスクは外さない」との答え。
また「周りを見て外すかどうか判断する」という
いかにも日本らしい回答も。
マスクのある生活がこれほどまでに習慣化してしまうと
外すことに抵抗感を覚えるのは当たり前かも。
マスクで顔を隠したい、という人も
コロナ禍の前からいるみたいだし
もともとマスクを着ける習慣がある国なので
13日以降も外さない人が結構いるのかな。
私自身はと言えば、マスクは外します。
すでに個人商店で店主もマスクをしてない店舗に入るときはマスクはしなくなりました。
屋外を歩くときも、もちろんすでにマスクは外してます。
ただし、母の付き添いで病院などに行く時はマスクを着けるかもしれません。
職場・会社により、従業員はマスク着用を続ける、というケースも多そうです。
京大のウイルス学者、宮沢先生の本にも
「新型コロナウイルスはエアロゾル感染することが分かっていて
マスクはエアロゾル感染予防はあまりできない。
一般的な不織布マスクの網目は5マイクロメートル程度で
エアロゾル中のウイルスを含む微細粒子は
マスクの網目をすり抜けてしまう。
さらにマスクを隙間なくぴったりつけるのは難しく、
(感染している場合)この微細粒子はマスクと顔の間のすき間から出ていく。」
等と書かれていました。
先生はマスクの効果をゼロとは言ってませんが
(高齢者や基礎疾患を持っている人の前で話す時など、わずかでもリスクを減らすためにマスクをするのはよい、と)
日常生活の多くでは感染予防の観点からは
マスクは必要ないという結論です。
詳しくは先生の本を。
店舗等での手指消毒のこと、
ビュッフェでの感染リスクの有無などについても
本の中にあります。
実際、私たち夫婦の周囲で感染した人たちからよく聞こえてきたのが
「マスクしてたのになんで感染したんだろう?」
なのですけど
それに対する答えも宮沢先生の本を読めばよく分かります。
微粒子0.1マイクロメートルも通さないという
このヤマシンのマスクも持ってますが
こういう高機能のマスクをきちんと装着しない限り
感染予防にはあまり意味ないのでしょうね。
ちなみにこの本では
「先生を悩ませた16の質問」に対する回答も載っています。
(例えば「ワクチンを打ったら5年以内に死ぬというのは本当か?」とか
シェディングの件、mRNAワクチンにはチップが入っていて云々・・・)
宮沢先生の本はこちらの新刊を読んでます。今後またやってくるかもしれないパンデミックに備える意味でも読んでおきたい本。
最後に
もともとマスクを着ける習慣のなかったヨーロッパやアメリカその他の国々では
マスク着用の義務がなくなったら
大多数の人たちが外したようですね。
私はずっと前、カナダ人と仕事をしていた頃、
冬にマスクを着けていたら
「あなたがマスクしてると、私(=カナダ人同僚)がウイルス感染していて、
あなたを感染させる可能性があるから、感染予防でマスクしてるように感じるわ~」
と言われました。
そういう認識なんですよね。
自分が感染源=周囲の人がマスクをしてる、という・・・。
もっとも、今、日本では花粉症の季節だからマスクを手放せない方も大勢いらっしゃるでしょうね。
お読みいただき、ありがとうございました。